#10プングラム
129 作品
- No. 240 10プングラム #128 夏 夏は今年も襲う 蝉の地を縫い行く庭 皮膚焼かれよろめきヘラる朝 ねえ無理、ほんま助けて
- No. 239 10プングラム #127 工作 ふと夢に呼ばれ 技も眠らせ 生での試行 細く鉛筆削り 紙を裁ち 青や黄色へ塗る
- No. 238 10プングラム #126 かんぴょう 太さ細切りな 茶色塗られた紐 甘く煮える夕顔 寿司へ詰め分け 店の猫を呼んで食む
- No. 237 10プングラム #125 霧雨 梅雨 弱いが雨 外出る気は失せ リビングへ 冴えぬ休み 朧に立ち並ぶ 文字の群れを拱け
- No. 236 10プングラム #124 モデリング 眠れぬ朝 夜和らぎ 外の朱に満ちた世界 尚目へ映え 綻ぶ陽を曲げ映す モデリング
- No. 235 10プングラム #123 筋肉痛 弱さ知る日 腹と背中へ 筋肉痛 揃い踏みね 已まぬ己 誇りを持ち耐えて めげず歩む
- No. 234 10プングラム #122 夏までに痩せる 海へ行けぬ下腹 揺すり吠えた「割れろよ」 お眠の朝 気持ちを秘めラン 今年は夏までに痩せるぞ
- No. 233 10プングラム #121 掘り出し物 子供部屋の奥に呼ばれ 眠る小さな遊び 掘り出し見つけ 弄せぬ夢得て プランをかき回す
- No. 232 10プングラム #120 酔っ払い 家で着替え 親と日本酒を たらふく飲み 話せぬ呂律 酒回る日も 眠い目擦り 遊べよ
- No. 231 10プングラム #119 インク 写るなと親指で街をも刮ぎ 水へ垂れ滲むインクは 雨降り消せぬボロ傘の音 笑えよ
- No. 230 10プングラム #118 夢 添わぬ声呼ばせ 安地縺れ 薄暗い部屋で 朧げな光 夢の先見に 瞼を閉じ眠る
- No. 229 10プングラム #117 振り返り 歴史へ習え 逃げん骨身育ち やめろと誘惑塗り潰す 思い出のアルバム 過去を呼び覚ませ
- No. 222 10プングラム #116 丑三つ時 夢へ誘われ 筆を持ち 冷える夜が抜け出す 亜麻色な寝屋に 掘り起こせ 丑三つ時の パングラム
- No. 221 10プングラム #115 うぐいす 冬から抜け 泣き止んで 目を合わせ 連れも眠り 外へおぼろに満ち 春呼び覚ました うぐいすの声
- No. 220 10プングラム #114 羨望 一人酔い潰れ 本音も出せぬ声 淡き夢から落ちて 蹲るその部屋 虚しさを喰み逃げろ
- No. 219 10プングラム #113 執筆 気弱な人に目を向け、塗り重ね 数多見せる 夕空暮れ朧ろ 筆持つ夜半 残す1ページ
- No. 218 10プングラム #112 日曜日 笑む気もゼロの 抜けている朝へ ふわっと 味噌や出汁香り 揺らす眼 本をめくれば 日曜日ね
- No. 217 10プングラム #111 歩き出す 深夜に襲う払えぬ夢へ 我叫び泣く 真似事でも 振り向かせろ 未知の一歩を 歩き出す夜
- No. 182 10プングラム #110 昼寝 背を干す熱へ 微睡み 差し込む灯りに 目も落ちて 冬の温い昼 喧騒離れ 得た和らぎよ
- No. 181 10プングラム #109 挙動不審 ズボンに手 ハット目深く 笑うサイケな揺れる目 怪しきものね 潜む声を出せぬ 夜道へ降りろ
- No. 179 10プングラム #108 あき あきが来る頃 前見やり 舗装擦れ久しい 轍の下へ 尚目に消せぬ 熱孕んで 冬を詠む
- No. 173 10プングラム #107 寒波 夏終わらせかけた街 秋へ遣り 底冷えの夜は寒し 揺る身を窄め ぬくい布団に 埋もれて寝ろ
- No. 170 10プングラム #106 残業 さぞや 呆けた欠伸を 目も疲れて 眠いのに 終わらぬ 仕事中 夜は消えゼロへ 不眠なります
- No. 168 10プングラム #105 新幹線 落ち穂踏み越え歩め よろけませぬ 東西を 2時間で繋ぐ 働きもの それへ座り 眠る日や
- No. 167 10プングラム #104 焦燥感 夢想冴えて 額濡れ二歩 力を込め 訳もなく増し 募る焦り 布団へ行き 早よ寝ろ おやすみ
- No. 166 10プングラム #103 低気圧 眠し 低気圧にやられた 昼も冷めぬ脳波 細く弱り 遅延増す中 身を起こせ 風呂へと行け
- No. 165 10プングラム #102 息抜き 重ね弛まぬ 文揃わせ 並べて詠み 机にメモ貼る 凝りを打ち消す 一息 十分 俺のホーム
- No. 164 10プングラム #101 残暑 夏終わりかけ 緩む晴れ間へ 屋根を越え 雲立ち ボブの君 薄目で跳び 残暑に 褪せぬ空色
- No. 163 10プングラム #100 100 成果3桁を 喜び 沸き跳ねつ 己に鞭打て 止めぬ歩み 増える文字並べ 細くやります
- No. 162 10プングラム #99 カウントダウン まもなく走破だ 記念見据え 喜びの詩 紡げや イデアぬらりと 冬に咲かせ 我を褒める オチへ